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Life about Melbourne and Ito
Tetsuta's Blog
メルボルン暮らし、伊東暮らし
豪メルボルン在住の筆者渡辺鉄太がメルボルンと静岡県伊東市の二股くらしについて書きます


2022、日本での自転車旅行 (その2)安倍奥を走る
2022/07/09 静岡で、私の従姉妹たちの反応 6月上旬某日。さて、いよいよ私、T村、T屋先生の三名による、安倍川および大井川沿い自転車旅行の時がきた。 私はその三日前から静岡入りし、父方の親戚と先祖代々の墓の管理について協議する用事があった。昨今の日本では墓というのは「面倒なもの」とほぼ同義になってきている。誰しも、先祖への礼は尽くしたい気持ちはあるのだろうが、親類がみんなで仲良く墓を守っていくという構図は悲しいかな失われつつある。我が家の場合もさまざまな問題があり、先祖代々の墓守が難しくなっている。 それでも、久しぶりに従兄弟姉妹たちと集まって、食事をしながら思い出話をするのは楽しかった。その席で、私はこの後、奥安倍および大井川沿いを自転車で走る計画があることを話した。すると、みんな口を揃えてそれが大変無謀であると言った。 従姉妹の旦那の元消防士はこう言った。 「なにぃ?安倍川沿いに梅が島温泉まで行くって?そんなの無理じゃん。あの辺りはすごく険しくて狭い道ずら。俺っちの実家がその途中にあるだけど、途中の富士の里っていうドライブインのあた
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2022年、日本での自転車旅行 その1
2022/07/05 2年ぶりの日本で、静岡県奥安倍と大井川川沿いをサイクリングする計画など 「長距離か、短距離か、たくさんか、ちょっとだけか、それは問題じゃない。とにかく走れってことさ!」 エディ・メルクス (ベルギーの自転車レーサー) コロナ禍の私と自転車 コロナ禍においても、私は自転車で走ることを決してやめはしなかったが、走行距離は激減した。その理由は、長く続いた外出規制もあったが、それより精神的な面が大きかった気がする。私の暮らすオーストラリアのメルボルンでは、特に2021年は長期のロックダウン続きで、家から5キロ圏内しか外出が許されない時期が続き、私は浮かない日々を送っていた。家から5キロ圏内の道はどこも走ったが、同じところをぐるぐる回っていても面白くない。だから自転車で出かける頻度も減ってしまった。 しかし、今年の2月ごろになると、そのぼんやりと霧がかったような日々も終わった気がした。コロナ禍の規制もかなり緩和されたので、私もいよいよ2年半ぶりに日本へ帰国することを決めたのだが、旧友と日本でまたサイクリング旅行に行けると思うと
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2年半ぶりの日本のスナップ
2022/07/03 オーストラリアにいると珍しいことだが、徒歩と電車とバスを乗り継いで、メルボルン空港まで自力で行った 日本について二日目、サイクリング友達のT村は、「まずは足ならしに、三浦半島一周しよう!」と私を連れ出した。 調布のマンションに住むM城さんは、ベランダでネギと青梗菜を栽培していた。 久しぶりの日本では、西友で買ってくるお惣菜でも、大ご馳走だ 東京について3、4日すると広い場所で体を動かしたくなる。そこでいつも出かけるのは高尾山だ。 高尾山には天狗がたくさんいる。天狗たちに会うのも、この旅の目的の一つだった。 日本の山は、ただの山なのではなく、どこも霊山であることを識る。 法螺貝を吹いて悪霊を退散させる僧 こんな光景だって、海外にいると懐かしくなるのだよ。 私が最も恋しく思うものは、日本の書店である。もちろん神保町にも行った。 ついでに漱石の書斎も見てくる。 東京の街裏にも、こんな流れが復活していることも忘れてはいけない。 川崎、登戸にて。 静岡市にて。 滞在中、この自転車をかついで旅に出た。それについては、また!...
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ピントが合ってないといけないか?
2022年4月24日 4月頭、とうとうコロナに罹ってしまった。メルボルンの六人に一人がコロナに感染しているという話なので、もはや珍しいことではない。娘の大学院の卒業式の際、お祝いの食事を家族で食べに行ったら、ものの見事に娘からもらってしまった。まさに、「うつるんです」ってやつ。うつる時は、実に簡単にうつるもんだ。そして私から妻にもうつしたし、息子は2ヶ月前にもう個人的に罹っていたので、我が家は全員が感染したことになる。 コロナになってみて、最初嫌な感じだったのは、どれくらい具合が悪くなるかが分からなかったことだ。症状が全く出ない人もいる一方で、亡くなる人もある。私の場合、そのスケールのどれくらいまで行くのか?という恐怖感がややあった。PCRテストで「陽性」と出てから1日2日経つと、一通り症状が出始めた(熱、体の痛み、喉の痛み、咳など)。その後、3、4日寝込んだが、やがて徐々に回復した。咳は10日ほど出続けたし、2週間経った今もまだ体が少し重たい気がするが、ほぼ回復したと言えるだろう。あまり悪くならなくて、やれやれだ。 (息子に喉の薬などを買いに行
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紙芝居と絵本づくりワークショップ
2022/04/03 先日は、メルボルンの東、ナリウォレン市にあるバンジル図書館で、絵本作りのワークショップに紙芝居師として出演してきました。バンジル図書館は、とても立派な図書館で、上から見るとワシの形をした建物です。 絵本づくりワークショップの主催者は、Kid's Own Publishingという団体で、子どもたちとワークショップ形式で絵本作りを行い、それをその場でカラーコピー機を使って「出版」してしまう、という活動をしています。 私も、過去に2回彼女たちと仕事をしたことがありますが、とても楽しいワークショップです。 この絵本づくりワークショップは、毎回異なったテーマで開催されるのですが、今回は「私たちのことば」というテーマで、英語以外の言語を使って(使わないくてもいい)絵本を作ってみようというものです。その一環として、私には日本語で紙芝居を演じてほしいという依頼でした。 もちろん、ほとんどの子どもたちは日本語がわからないのですが、あまり言葉に頼らないでも分かる紙芝居を2、3点選んで演じてみました。日本語の紙芝居の特徴は、擬音語が多いこと。豚
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コロナ隔離の後
2022/03/20 気がついたら三月ももう下旬だ。今月頭、大学へ通い出した息子が新入生歓迎パーティでコロナに感染し、親子三人で1週間隔離ということになった。息子は喉が腫れて、熱が39度出て、三日ほどは惨めな状態であったが、4、5日すると元気をとりもどし、最後の二日は暇を持て余していた。 まだ夏時間ですが、秋は近づいています。 隔離中ですが、薪割りなんかもしました。 父親の私と女房も濃厚接触なので同じ期間隔離した。私など、息子の具合が悪くなる前日は一緒に車に一時間ほど乗ったが、不思議と感染しなかった。妻も感染しなかった。 というわけで、隔離の間中は家から一歩も出ず、買い物にも出られず、スーパーの宅配サービスも初めて利用した。妻は庭をぐるぐる何十周も歩いたり、ヨガのポーズをやったりして運動していたが、私はせいぜい庭の雑草抜きくらいしかしなかったら、やはり運動不足になった。 そこで隔離明け、久しぶりに自転車のタイヤに空気を入れて、一日走ってきた。出かけた先は、メルボルン北部のエルサム(Eltham)という郊外の街だ。ベルグレーブの我が家か
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モスクワのモヤシそばと、チキン・キエフ
2022/03/05 食べたことがないが、食べてみたいものに「モスクワのモヤシそば」がある。 実は、そんなものが存在するのかどうかも知らないが、あるのだとしたら、食べてみたい。それが子ども時代からの夢だ。 「モスクワのモヤシそば」は、小学校低学年のある時に、テレビかラジオで放送された孫悟空の童話で耳にした言葉だ。孫悟空の一行が何かの怪物に殺されそうになった時、猪八戒が「死ぬ前に、一度で良いからモスクワのモヤシそばが食べたかった」と言った。単なるナンセンスだが、以来、僕の脳裏に「モスクワのモヤシそば」という言葉が刷りこまれてしまった。 もちろん、僕の空想の中だけの話だが、それはモヤシを始めとした具のたくさん入った、タンメンのようなものである。麺は、長崎ちゃんぽんのような、太くてブリッとした麺だ。そんなモヤシそばを、ロシア人がどんな風に作るかは分からないが、とにかく、そんなモヤシそばをこれまで50年以上想像し続けてきた。 僕は、モスクワには行ったことがない。でも、いつか冬のモスクワに行くことがあったら、中華料理店でもどこでも良いから、
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60歳になったことなど
2022年2月23日 僕もとうとう60歳になった。60歳なんてまだ若造だ、と言われるかもしれないが、やっぱり、それなりの感慨がなくもない。 まず、誕生日の朝、息子に「長生きしたね」と言われた。しかし、今や60歳というのは決して長生きではない。日本人男性の平均寿命は81歳ということだから、それ以上生きなければ長生きにならない。しかし、19歳の息子にしたら、やはり60歳というのは随分な年寄りに感じられるだろう。年齢というのは、相対的なものだ。 誕生日から1週間くらい経った日曜日に家族が誕生パーティをしてくれた。食事の準備が面倒だと思ったから、「ベルグレーブにあるフランス料理を食べに行こうよ」と僕は言ったのだが、予約しようとしたら、日曜日はそのレストランは休みということだった。これだからオーストラリアの田舎は困る。 だから、うちで食べることになり、メルボルンのシティに住む娘が、珍しいレバノン料理のテイクアウェーを買ってきてくれた。(オーストラリアでは、「お持ち帰り」をtake outと言わずにtake awayと言う)。これは随分なご馳
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キャンベラ日本大使館の園遊会に出席
滅多にないことなのだが、オーストラリアの首都キャンベラの日本大使館の天皇誕生日の園遊会に呼んで頂いた。せっかくだから出席することにした。メルボルからキャンベラまで飛行機で一時間、そう遠くはない。 天皇誕生日は2月23日だが、オーストラリアのお歴々の色々な都合を加味して、バレンタインデーの2月14日に行われた。この日は私の誕生日、しかも年男である私は60歳。こんな偶然は滅多にない。 どうして私などに園遊会の招待状が届いたかと言うと、現在オーストラリア大使に赴任している山上信吾氏が、幼馴染だからだ。山上氏と私は東京のT市で、同じ町内、同じ幼稚園と小学校に通った仲。だから大使で多忙な毎日なのに、山上氏は律儀に時々連絡をくれる。ただ、コロナ禍ゆえなかなか会う機会がない。今回は久しぶりにやっと会えることになった。 飛行機に乗るのも、実に2年ぶり。キャンベラまで一時間弱、さぞフライトは空いているだろうと思ったら、ほぼ満席でびっくり。機内では、ドリンクサービスもお断りし、ひたすらマスク着用で過ごすが、一時間のフライトだからあっという間。 キャンベラは、オースト
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散歩の途中、謎の手が落ちていた
2022年2月5日 夏だから毎朝散歩をしているが、歩いていると、道端に色々なものが落ちていることに気づく。ある日は、謎の手が落ちていた。何の手先だろうと思って屈み込んで観察したが、ちっとも分からなかった。3センチくらいだが、ネズミの前足にしては大きいし、ポッサムにしては小さい。小柄なリングテイルポッサムの前足かもしれない。でも、なぜ前足だけ落ちていたのか? 猛禽類のような鳥に襲われたんだろうか。しばらく前足のないポッサムのことを想像し続けながら散歩を続けた。 (近所の保育園の前にできた、図書コーナー) 今年は我が家のサンルームの天井に這わしてある葡萄が豊作で、ものすごくたくさん房がついた。何房あるか数えようと思ったがあまり多くて数えられず、概算したら500房はある感じだった。この葡萄は小粒で種があるから食べやすくはないが、紫色になるまで置いておくとすごく甘くなる。10年前くらいにも豊作の年があって、その時は生のまま絞ってジュースを作ったが、冷蔵庫にずっと入れておいたらいつの間にか発酵してワインになった。 僕は、4年前にお酒をやめてしまったから、
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ベラリン半島まで: 釣りは希望の遊び
2022年1月23日 「釣りに行きませんか?」「行きましょう!」と言うことになって、Mさんと釣りに行った。行先はベラリン半島である。ベラリン半島は、メルボルンから南に百キロ、ポート・フィリップ湾の中に突き出した半島だ。湾内の半島だから波もないし、穏やかな良い釣り場がたくさんある。 Mさんは、私が日本に帰国するといつも定宿がわりにしている調布のマンションの主だが、メルボルンにご家族が住んでいるので、年に1、2度メルボルンに戻ってくる。コロナ禍のせいで2年も家族に会わずにいたのだが、ようやく海外渡航ができるようになったので、苦労の末、年末にこっちに戻ってきた。 Mさんも私も、二人ともへたっぴいな釣り人だ。へたっぴいな釣り人というのは、釣り好きな癖に、年に2、3回しか行かない人である。どうしてもっと行かないのかと言うと、仕事や家族の都合や住んでいる場所のせいで、なかなか行けないからだ。しかし、心底釣りが好きな人は、仕事が忙しくても、家族が反対しても、山奥に住んでいても、どんな苦労をしてでもしょっちゅう釣りに出かけるものだ。私は、釣りが好きなため
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レイモンド島での夏休み
2022年1月11日 オーストラリアの正月は、特にお屠蘇気分というのもなく、静かなもの。我が家は、昨年はあまり旅行もできなかったし、日本への帰国もできなかったので、夏休みだから「家族旅行に近場で良いからどこかへ行こう」ということになった。 ところがコロナのせいで、近場は結構混んでいる。でも、カミさんがレイモンド島というところのエアビーを予約してくれたので、そこへ三泊四日で行ってきた。メルボルンから東へ二百キロちょっと、ギップスランド地方の海岸にある島だ。縦二キロ、横五キロほどの小さな島で、コアラがたくさんいることで有らしい。 (以下、レイモンド島で見つけたコアラのイラストなど) メルボルンから、休憩も入れて3時間半でレイモンドアイランドについた。島だから本土からフェリーで渡る。と言っても、たった300メートルほどの海峡?を渡るだけ、乗っているのは3分ほど。なのに料金は車両は往復13ドル(約1000円)と安くない。ただし、自転車や徒歩は無料。 予約したエアビーは二階建て、寝室が四つもあるので家族みんなと友達連れででも大丈夫。今回は娘とそのボーフレン
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