メルボルン暮らし、伊東暮らし、と言うタイトルに変更しました
- 鉄太 渡辺
- Sep 20, 2024
- 3 min read
2024/09/20
これまで、「メルボルンあちこち日記」という題のブログだったのだが、メルボルンだけでなくて日本の伊東でも年に2、3ヶ月は過ごすことになったので、これからは「メルボルン暮らし、伊東暮らし」という題にすることにした。どうかよろしくお願いします!

リビングからの景色
それで、今も家族をほったらかしてひとりで伊東に来ているのだが、どうして伊東なのかというと、伊東に家を買ってしまったからだ。元は東京で生まれ育ち、この25年間ずっとメルボルンに永住している私が、どうして伊東なんかに家を買ってしまったか、ということを説明する。面倒なので箇条書き。
>東京の実家も処分してしまって日本に帰国してもいる場所がないし、もはや東京じゃなくてどこでもいいから、どっか好きな所に家を買おうと、ずっと考えていて、
>東京は、オーストラリアののんびり生活に慣れた私には、きつい場所となり、二週間もいると、体の具合が悪くなるので、どっか田舎と考えて、
>田舎といっても、寒いところは苦手だし、関西は方言が苦手だし、千葉とか埼玉は東京に近すぎるし、四国がいいと思ったんだけど妻が嫌だと言ったので静岡とか山梨とかにしようと思って、
>そこで従兄弟とか親戚がたくさん住んでいる(父の実家だった)静岡市に家を買おうとほぼ決めたのだが、実は、近年伊東を訪問したオーストラリア人の友達が、「伊東って良かったよ、サバミリンが美味しかったし、ダイビングもできたし、メガドンキとかもあるし」と、すごく伊東を誉めていたのを聞いて、「そっか、伊東もあったか!」と思い出して、
>実は、私の親が昔、伊豆高原に別荘を持っていて、伊東にはよく来ていたし、
>そんなで、伊東の方が静岡より羽田とか成田から近いし、
>そこで、伊東の物件を物色し始めたら、静岡よりも、ずっと物件が安かったし、半分くらいの物件からは海が見えたし、
>たまたま連絡した不動産屋が、地元のちっちゃなOハウスと言う不動産屋だったのだが、そこのH田さんという青年が(徳島出身なんだけど)すごく親身で、なんでも言うことを聞いてくれて、面白い物件をたくさん見せてくれたから。
>伊東は熱海なんかに比べるとずっと静かな温泉町で、ひなびてて、シャッター商店街も多いけど(ほとんどが?)、生活感もあるし、
>海は綺麗だし、熱海から伊東線に乗り換えた途端にワクワクするから。

冗談みたいだけど、最終的にはこの「ワクワク感」が決め手だった。昨年の10月くらいから家探しをして、伊東の旧市街の、温泉街を見下ろす岡の上にある家に決めたのだった。二階建ての小さな家で、石段を少し登らないとたどり着けないのだけど、2階のリビングからは相模湾が見える。とても便利な場所で、和田湯という公共温泉(お湯がかなり熱い!)まで3分、魚屋さんまで3分、ナガヤと言う古―いスーパーまで3分、コメダ珈琲まで3分、ボーリング場まで3分、セブンイレブンも3分、安産祈願で有名な音無神社まで3分、伊東港やビーチまで10分、駅まで15分という地の利である。

そこの抜けた柄杓でお腹を撫でると、安産できるのだと
もう一つ、伊東市にしたのは、ここなら車がなくても生活できること。オーストラリアで毎日車に乗っている暮らしをしているので、ここにいる間は電車やバスで用を済ませたい。伊東のバスは、やや不便でいささか分かりにくいが、メルボルンの私の住んでいるあたりに比べれば、ダントツな便利さだ(私のメルボルンの地元のバスは日曜日走ってない。電車だって半分くらいの時は、週末は工事とかで不通だ。信じられる?)

みなさん、伊豆半島に来たときは、伊東を素通りしないで、ぜひ寄っていくことをお勧めします。




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