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Life about Melbourne and Ito
Tetsuta's Blog
メルボルン暮らし、伊東暮らし
豪メルボルン在住の筆者渡辺鉄太がメルボルンと静岡県伊東市の二股くらしについて書きます


Where are we now? 今どこにいるのだっけ?
2016年1月15日 暮れと正月に日本に行っていた。ほとんどは東京武蔵野市の妻の実家に居たのだが、クリスマス前に2泊3日で息子と伊豆大島に行った。 大島は二人とも初めてだった。 13歳の息子鈴吾郎は、オーストラリアから日本に来ると、朝から晩までテレビを見ているか、吉祥寺などの盛り場で小遣いを全部使ってしまうかなので、少しでもそういう環境から引き離すために大島に行ったわけだ。 ただ、それは建前で、僕が東京にあまりいたくなかったから、三日間だけでもどこかへ行こうと考えた。息子は、ちょうど良い口実だった。僕は、せっかく東京に帰ってきても、東京にはあまりいたくない。用事が終わると、どこかへ行くか、メルボルンへ帰って来たくなる。東京がそんなに嫌いな訳でもないのだが、長くはいられないのだ。 テレビや買物が好きな鈴吾郎も、父親と釣り旅行に行くのは嫌ではない。だから、武蔵野の家をリュックサックを背負って出た二人の足取りは軽かった。 中央線を神田で降り、釣具屋で新しい磯釣り竿を奮発する。僕たちは、二人連れの浦島太郎のように意気揚々と竹芝桟橋に向かった。...
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神様がくれた「38平方メートル」
2015年12月 暦を一枚めくって、2015年も12月になった。師走。 さて、前回のブログにベランダを作る為、土台を埋める穴を掘っていることを書いた。そのベランダが完成した。土台の穴を掘り始めてから二ヶ月。本職の大工なら二週間くらいで仕上げる仕事だろうから、その何倍も時間がかかったことになる。 作る上で、どこが一番大変だったかと聞かれても分からない。穴掘りだったかもしれないし、合計410メートル長のデッキ板に、等間隔に穴を開け、そこに5センチのネジを埋め込んでいく作業だったかもしれない。ネジは合計で1300本埋め込んだ。 実はもっとゆっくり仕上げたかったのだが、11月中旬、娘の鼓子(ここ)に期限を付けられた。「パパ、私の二十一歳の誕生パーティーに間に合わせてね。」鼓子は12月18日に二十一歳になる。二十一歳になると、オーストラリアでは成人になったとことを祝う習慣がある。そのときは、友達や親類を呼んで大いに賑やかにやる。(現在、法的な成人は18歳であるが)。 僕は絶句した。「えっ! そんな、間に合わないかもよ」。すると鼓子が言った。「間に合わないな
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あなは ほるもの おっこちるとこ
2015年10月22日 今、毎日穴を掘っている。 子供の頃もしょっちゅう掘っていた。幼稚園の砂場、自分のうちの庭、空き地、いろいろなところで掘っていた記憶がある。絵本作家モーリス・センダックにも、『あなは ほるもの おっこちるとこ』(わたなべしげお訳、岩波こどもの本)という作品があるが、穴にはいろいろな種類があり、様々な目的の為に掘られる。落とし穴、トンネル、タイムカプセルを埋めた穴、死んだ金魚を埋めた穴、生ゴミの穴、ただの穴、大きな穴、小さな穴、エトセトラ、エトセトラ。子供は穴を掘って大きくなる。 深さ70センチ、幅30センチ 幼稚園のある時、僕は級友のトクヤマナガオ君と「地球の裏側まで掘ってみよう!」決意した。プラスチックの小さなシャベルを手に掘ること10分、幼稚園生としてはかなり深く掘ったつもりだったが、やがて砂場の底のコンクリートにぶち当たった。 トクヤマ君は、「おお!地球の裏側ってのは、コンクリートだったのか! やっぱりなあ!」と素っ頓狂な声で叫んだ。 地球の裏側は砂場の底30センチのところにあり、それはコンクリートで覆われていた。僕ら
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バーロン川で、 わらしに戻って蟹と戯むる
2015年9月20日 「東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて 蟹とたわむる」と詠んだのは啄木だが、これは帰郷の念に駆られて詠んだ悲しい歌である。 「バーロン川の桟橋にわれ笑いながら蟹とたわむる」これは、僕が大漁を詠んだ楽しい歌である。 さて9月の中旬のある週、僕と息子の鈴吾郎と妻のチャコは、メルボルンの南、ジーロンに住むK松さん家族に呼んでもらって春休みの2、3日を過ごした。K松さんは、この近くの田舎のシュタイナー学校の幼稚園教諭であるが、休日はほとんど毎日釣りをしている太公望である。ここで今回、ボラ40匹、蟹を40匹とった。 茹でたら、オレンジ色に染まったカニ K松さん曰く、「春がきても、なかなかビクトリア州近辺の水温は上昇しないんですよ。つまりお魚さんたちはまだ冬なんです。だから、9月に気温が暖かくなっても、すぐは 釣れないんですよ 。」 でも、せっかく春休みなんだから「ちょっと様子だけでもみましょうよ」ということになったのである。そこで、僕とチャコと鈴吾郎は、車を飛ばし、K松宅のあるベラリン半島に赴いた。すると、K松さんは春のお日様のよう
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自転車が好き
2016年3月8日 お隣の庭先のユーカリの古木が枯れたので、市が突然伐り倒しにきた。自分の家の庭先でも、道路から二メートルくらいまでは市の土地で、そこにある木も市が管理する。お隣の夫婦はニュージーランドへ旅行中だった。それで、帰ってきたら家の前が伐採した丸太の山になっていて仰天。ご主人は、「伐ったのはいいけど、一番枯れている木を忘れているんだよ」と言った。見ると、一本、枯れ木が丸々残ってた。 これは、次回を待たなくてはならない。 そんなおかげで、我が家も薪のお裾分けにあずかった。ありがたや。まだ薪ストーブを燃やすには早いが、だんだんと秋が深くなってきている。 樵(きこり)は、高いところが好きでないと勤まらない 秋と言えば、読書だ(でも、何でだ?)。地元ベルグレーブの小さな図書館に週に一回は行くが、図書館で本を借りる良さは、自分では買ったり、選んだりしない様な本が陳列されていることだ。そういう本を読んで面白かったりすると、うれしい。特に、日本語になってないオーストラリアや他の国の作家を知ると、新しい友達ができたような気分だ。 この間読んだ小説、Lo
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