top of page
Life about Melbourne and Ito
Tetsuta's Blog
メルボルン暮らし、伊東暮らし
豪メルボルン在住の筆者渡辺鉄太がメルボルンと静岡県伊東市の二股くらしについて書きます


メルボルン暮らし、伊東暮らし、と言うタイトルに変更しました
2024/09/20 これまで、「メルボルンあちこち日記」という題のブログだったのだが、メルボルンだけでなくて日本の伊東でも年に2、3ヶ月は過ごすことになったので、これからは「メルボルン暮らし、伊東暮らし」という題にすることにした。どうかよろしくお願いします!...
3 min read


サイクリストT村とT太の下北津軽二人旅 太宰治の津軽、縄文の遺跡、あちこちうろうろ
2023/12/24 2023年10月22日から27日 第5回: 5日目、青森サイクリング最終日。青森、三内丸山古墳と青森県立美術館を見る 日本の中心から離れれば離れるほど、なぜか自分の故郷に近づいている気がする 奈良美智(青森出身の現代美術家)...
10 min read


サイクリストT村とT太の下北津軽二人旅 太宰治の津軽、縄文の遺跡、あちこちうろうろ2023年10月22日から27日
2 023/12/13 第四回:4日目、弘前から青森まで りんごの花びらが 風に散ったよなー 月夜に 月夜に そっと えーー つがる娘は 泣いたとさ 辛い別れを泣いたとさ リンゴの花びらが 風にちったよな あーー 美空ひばり歌「リンゴ追分」から。小沢不二男作詞...
11 min read


サイクリストT村とT太の下北津軽二人旅 太宰治の津軽、縄文の遺跡、あちこちうろうろ
2023年10月22日から27日 第三回: 三日目、金木から五所川原を経て、亀ヶ岡の縄文遺跡から弘前まで走る 「(岩木山は)十二単衣の裾を、銀杏の葉をさかさに立てたようにぱらりとひらいて左右の均斉も正しく、静かに青空に浮かんでいる。決して高い山ではないが、けれども、なか...
11 min read


サイクリストT村とT太の下北津軽二人旅 太宰治の津軽、縄文の遺跡、あちこちうろうろ
2023年10月22日から27日 第二回: 二日目 どうにかこうにか金木までたどり着いたこと 疑いながらためしに右へ曲がるのも、信じて断呼として左へ曲がるのも、その運命は同じことです。どっちにしたって、引き返すことは出来ないんだ。 太宰治『浦島さん』より...
9 min read


サイクリストT村とT太の下北津軽二人旅 太宰治の津軽、縄文の遺跡、あちこちうろうろ
2023年10月22日から27日 或る年の春、私は、生まれてはじめて本州北端、津軽半島を凡そ三週間かかつて一周したのであるが、それは私の三十幾年の生涯に於いて、かなり重要な事件の一つであった。 太宰治 『津軽』から 第一回 青森を訪ねたきっかけと、一日目のこと ...
15 min read


奄美大島を巡った自転車旅 (最終回: 旅行5日目、赤尾木から蒲生崎を経て奄美空港まで、走行40キロ)
2023/03/21 ロバが旅に出かけたところで 馬になって帰ってくるわけではない 西欧のことわざ この僕らの住んでいる世界には、いつもとなり合わせに別の世界がある。 村上春樹 『海辺のカフカ』から 1. 紅茶キノコで迎える朝 ペンションのおじさんとおばさんはとても可愛いカップルだった。 (ペンションのおじさんとおばさんはとても可愛いカップルだった。) いよいよ、T村と私の奄美大島一周の旅も今日で終わり。最終日、我々は奄美大島の北端にある蒲生崎と笠利崎を回って、奄美大島空港へ戻り、そこで自転車を畳んで、空路東京羽田へ戻る予定だ。今日までで230キロほど走っているから、合計で270キロの旅になる。 ペンションの豪華な夕食!! さて、ペンション・Mテラスの朝ごはんは何かと期待して朝7時に食堂に赴いた。すると、メインは、なんとベーコンとブロッコリのパスタだった。朝からパスタというのは食べたことがない。それ以外にも、女将さんの手作りのパンやジャム、オリーブオイル、ヨーグルトなど健康志向のものがずらっと並んでいる。素晴らしい限りだ。決して不平を言って
13 min read


奄美大島を巡った自転車旅(旅行4日目、見里から赤尾木、走行60キロ)
2023/03/15 政治で特に大切なことは、教育文化を盛んにし、軍備を充実させ、農業を奨励するという三つである。 西郷隆盛 食事は大地に近いほどうまい 開高健 1. 賑わう名瀬の港町 見里の老ルパンの宿では、6時起床、7時朝食、8時半出発だった。もっと早く出発したかったが、老ルパン夫妻と話すことがたくさんあって遅くなってしまった。考えてみれば、大和村の宿でも女将さんと親しくなって世間話に耽ってしまった。それも、奄美の人たちが懐かしい昔の日本人の良さみたいなものを持っているせいだ。私は、そんなにたくさんの国を旅行した訳ではないが、どこの国でも田舎に行けば行くほど、人が良くなっていく気がする。なぜだろう。 見里の村の前には、東城内海という丸い湾がある。まるで隕石が落ちてできたクレーターのようにまん丸だ。そこを過ぎると、今度は城海岸がある。朝日に輝く城海岸は美しく、わざわざ海岸の近くまで自転車を引きずって行って写真を撮った。日本には美しい海岸線が数多あるが、奄美のように、こう次から次へて美しい海岸が出てくると、なかなか先へ進めない。...
15 min read


奄美大島を巡った自転車旅(旅行3日目、古仁屋から加計呂麻島を経て見里まで、走行40キロ)
2023/03/05 時には 人生が真っ暗な、明かりのないトンネルみたいに感じられることもあるけど、 先を目 指して歩いていけば、必ず素晴らしい場所にたどり着けるものさ ジェフリー・フライ(小説家) ひどいコーヒーだって、ぜんぜんコーヒーがないよりマシでしょ。 デビット・リンチ(映画監督) 1. 逆打ち奄美巡りは続く 昨日は、我々としては長距離の80キロを走ったから、T村と私は、今日は半分くらいの40キロだけにして、その分ゆっくり奄美観光をすることにした。 古仁屋のビジネスホテルを出て、T村と私が最初に向かったのは古仁屋のフェリーターミナルだ。昨晩のミーティングでは、まずは古仁屋から対岸の加計呂麻島(かけろまじま)に渡ってみることに満場一致で決まった。8時10分のフェリーで加計呂麻の生間港に渡り、そこから15キロほど島を走って、今度は瀬相港から11時半発のフェリーで古仁屋に帰ってくる趣向だ。フェリーはたった20分、加計呂麻島には2時間半足らず滞在するだけだが、せっかくここまできて行かないよりはマシだ。その後はまた古仁屋から走り、午後には世
18 min read


奄美大島を巡った自転車旅(旅行二日目、大和村から古仁屋まで80キロ)
2023/02/25 東シナ海とは、中国本土と九州、南西諸島・台湾との間にある縁海。黄海とは揚子江河口と済州島とを結ぶ線によって区分される。中国側に大陸棚がひろがり、トロール・底引網漁業の好漁場として知られる。中国では東海と呼ばれる。 (日本国語大辞典) 1.東シナ海の波濤を聞きながら 奄美大島旅行の一晩目は、東シナ海に面した大和村のSビーチと言う民宿に泊まった。大和村は数軒の民家が猫の額のような海岸にへばりつくように集まっている静かな集落だ。その白い海岸は美しく、海は青いけれども、今日そこから見える海は大きくて荒々しく、目と鼻のすぐ先で、でっかい荒波が砕け散っている。 大和村の海岸通り 民宿Sビーチの女将さんは、T村と私より少し年上らしい気さくな人だった。「さっき午後に、名瀬の方に出かけた息子が電話してきてさ、町の手前であんたたちとすれ違ったって言ってたよ。自転車で峠を苦しそうに登ってるってさ。」 「うへー、カッコ悪いところを見られちゃったな。でも、どうして私たちが今夜のお客ってわかったんです?」T村が怪訝そうな顔で聞
17 min read


奄美大島を巡った自転車旅 2023 (第一回)
2023/02/17 その1. 奄美大島に行くことになった どんな小島でも、子どもにとってみたら、そこは「宝島」なのよ 。 P.D.ジェームズ (英国の推理小説作家) そこに住む人たちがすべからく賢くて親切であるという島が、一体全体どこかにないだろうかと私は考える。 アルバート・アインシュタイン 「次は、お前に奄美大島を見せたい!」T村が大きな目を潤ませて、そう私に言ったのは、かれこれ3年前のことだ。私はその眼力に威圧され、「よし、行こう」と即答してしまった。答えてから、え、奄美?そんな遠く?と自問したが、もう遅い。T村は頷き、「よし、決まった!奄美へは俺はもう仕事で3回くらい行っている。奄美には豊かな自然があり、クロウサギという珍獣もいる。海の幸も豊富だし、野菜や果物、パパイヤやバナナがそこらで採れ放題、女性は美人ばかりだ。ハブという毒蛇もいるが、滅多に遭遇しないから大丈夫!ワハハハ!」と確信ありげに言った。 豊かな自然、特に毒蛇のハブがいると聞いて、私は身震いした。実は私は
15 min read


地元ベルグレーブの散歩写真
2022年8月26日 メルボルンの8月は雨が多い月だ。が、降雨量では9月も10月も確か8月に劣らず多かったはずだが、それでも9月や10月の方が気持ちが良いのはなぜかというと、春だからだろう。9、10月はお天気の良い日も増えてくる。とにかく8月はまだ暗くて、ジメジメしていて、地面はぬかるんでいて全く冴えない気分の月だ。 私はオーストラリアに暮らして26年になる。今年60歳だから、人生の半分近くをこちらで暮らしたことになる。そのほとんどを、ここベルグレーブという町で暮らした。きれいな町だが、近所を散歩したところで、正直目新しく見えるものは少ない。 雨ばかりの暗い天気の8月、カメラを持って街を散歩して(と言うか徘徊して)、少しでも何か新鮮に見えるものはないかとファインダーを覗く。ところが、なかなかそうは問屋が下さない。写真の腕も未熟だから、せっかく何かを映しても露出がアンダーだったりオーバーだったり、ピンボケだったり。オートで写せばそんなことはないが、いくら何でもそれじゃあつまらないでしょ。 でも、最近読んだ土門拳の本にも、何ロール写しても、これだと
2 min read
bottom of page